フェイスリフトとは?
メスを使用してたるみを引き上げ、若い頃のようなフェイスラインに仕上げていく手術です。 加齢による頬のたるみやほうれい線、アゴのたるみを手術によって改善します。
一方、切らないフェイスリフトと謳っている糸リフトは、針を使用して糸を皮膚に挿入しお顔のたるみなどを引き上げますが、皮膚を切開・剥離などは行なわないため、フェイスリフトと比較するとその効果は低く、持続期間も短期間です。
どの程度のリフトアップを行うか、そしてその持続期間は施術方法によって異なりますが、当院では患者様のお悩みや希望に合わせて最適な施術方法をご提案いたします。

そもそも、リフトアップとは??
顔の輪郭が弛むと老けて見えるようになり、自分の手で引っ張り上げてシャープな輪郭をつくった経験はありませんか?このような経験がある方が治療の適応になります。ではリフトアップできる方法は?という疑問を感じる方もいらっしゃると思います
リフトアップの施術方法
(高周波、HIFU、各種レーザー治療など)
② 糸によるリフトアップ施術
③ 頬顎・頸部の脂肪吸引
④ 上記②と③の組み合わせ
⑤ フェイスリフト、ネックリフト・
ペリカンリフト、ミッドフェイスリフト
現在の美容医療では、大まかに言えばこれだけの種類の方法でリフトアップ治療が行われています。では、これらの治療効果の違いはどのようなものなのでしょうか?それは、リフトアップした時の引き上がり方の程度とその持続時間です。
①⇒⑤の順に、引き上がり方が「弱い⇒強い」であり、持続時間は「短期間⇒長期間」となります。一方で、術後のダウンタイムの程度としても「弱い⇒強い」、「短期間⇒長期間」となる事も付け加えておきます。結論として、長期間にしっかりとしたリフトアップ効果を望まれるのでしたらフェイスリフト手術を行う事が望ましく、効果がマイルドで短期間でもいいからダウンタイムが軽い方が良いならデバイス(医療機器)治療を選択するといった傾向にあります。
また、リフトアップ治療を行なう医療機関は多くありますが、各クリニックで施術できるメニュー項目が異なるため、治療方法を選択する際にはなるべく多くの選択肢を持っているクリニックを選ぶことをおすすめします。
リフトアップのための治療の選択
リフトアップのために全員の方にフェイスリフトが必要になるのかというと、そうではないと思います。考え方として、治療の効果・維持できる期間とコストパフォーマンスのバランスが非常に重要だと思います。
例えば、20〜30代の方は大きく輪郭が落ちているわけではないので、多少の引き締めや予防効果を期待してデバイス治療を定期的に行うことはお薦めです。また、若年者でも顔面骨の骨切後の弛みや、もともと脂肪が多く丸顔の方などでは頬顎・頸部の脂肪吸引、程度によっては糸リフトを追加するなどの治療でも十分に効果があり、かつ長期間の維持も期待できます。
一方、40代以降でたるみが大きくなってきてしまった場合、大きい効果と長期間の維持を目的とされるなら、フェイスリフトが最適になると思います。 どんな治療も、一生変わらない効果を継続できる治療はありません。ですが、1年後まで効果があったという結果よりも、3年、5年、10年後と加齢をできるだけ緩やかにして若々しく心が豊かでいられる期間が長い治療が、結局コストパフォーマンスがいい結果になるのではないでしょうか。
フェイスリフトにも
術式が複数あります。
フェイスリフトといってもいろんな術式があります。ほぼ共通して行うのはSMAS(superficial musuculoaponeurotic system )という皮膚の下にある表在筋膜を牽引する事です。
SMASは皮下脂肪と表情筋の間に存在し、顔貌を保つ大きな役割を持つ膜組織です。SMASが緩むと皮膚も下垂し、ほうれい線・マリオネットライン、そして全体的なフェイスラインのたるみへとつながります。フェイスリフトとは、このSMASを牽引することでフェイスラインの改善を行う手術のことを指します。
そうしたフェイスリフトと言われる施術には、Lateral SMASectomy、MACSリフト、High・Low SMASリフト、Deep plane フェイスリフトなどが代表的な術式です。
(ちなみに糸リフトはフェイスリフトには入りません。)
現在、各医療機関で外科医各々が工夫を凝らしフェイスリフトが行われています。しかし、しっかりとした手術操作が行われなければ長期的な効果は得られず、ひどい場合には数ヶ月でほぼ元に戻ると行った結果になる事も少なくありません。
当院の
Deep planeフェイスリフト
顔面には、SMASの他にも顔面の皮膚や脂肪などの軟部組織を支える組織があります。それが、retaining ligament(リテイニングリガメント=固定靭帯)という固い繊維組織で、顔面内に複数存在しており、皮膚や皮下脂肪などの組織を骨に繋ぎ止めて顔面のたるみを予防しています。
しかし、これらのリガメントも加齢によって緩むと顔面のたるみにつながります。また、フェイスリフトでSMASを牽引してリフトアップした際に、その強い組織の保持力で逆に引き上げの妨げになったり術後の後戻りの原因になります。

Deep planeフェイスリフトの定義は諸所ありますが、狭義のDeep planeフェイスリフトとは、従来のSMAS法フェイスリフトより深い層(Deep Plane)にアプローチして固定靭帯をリリースし、抵抗をなくしてリフトアップする方法です。
当院がDeep planeフェイスリフトを行なう理由は、効果の大きさと自然さ、そして何と言っても維持できる期間の長さと言えます。狭義のDeep planeフェイスリフトであれば、その効果は10年以上持続する可能性が高いため、Deep planeフェイスリフトを行なっております。
難易度が高い
Deep planeフェイスリフト
Deep planeフェイスリフトは非常に優れた術式ですが、決して簡単な手術ではありません。
この手術で最も大事な要素である深い層(Deep Plane) にあるretaining ligament(固定靭帯)の周囲には、顔面の筋肉を動かすための顔面神経が張り巡らされており、これを選別して損傷しないように避けながらretaining ligament(固定靭帯)をリリースしなければならないからです。そのため、高度な解剖学的な知識と技術が必要とされます。

また、同様に重要な手技として傷の縫合を正しく丁寧に行うことが必要になります。
傷跡をなるべく目立たないようにするために縫合することは決して簡単ではありません。正しくトレーニングを受けた医師でないと、本当に綺麗な縫合は難しいのです。そして、当然ながらこの手術は短時間で行える手術ではなく、3〜4時間で終わる手術ではありません。
患者様一人ひとりに合った術式を
見極める必要があります。
顔面でどの部分のたるみが気になるのかで術式は変わります。例えば、ほうれい線やマリオネットライン、フェイスラインや首のたるみといった部位の状態から最適な治療法を選択し、骨格や組織量・年齢で術式が異なるケースもあるため、カウンセリンで担当医師としっかり話し合うことが非常に大事になります。
S.T styleクリニックの
フェイスリフト
女性院長ならではの治療と
術後のデザイン性を両立させます。
女性のお悩みを理解できるのはやはり女性ではないでしょうか。
当院は、日本形成外科学会認定専門医の資格を有し、解剖学を熟知した女性医師の院長徳田がカウンセリングから施術、術後の経過観察まで全て医師が担当いたします。
現在の状況をカウンセリング時にしっかりと観察し、引き上げた後のお顔のバランスが最適になるよう術後の仕上がりを提案いたします。

形成外科専門医が行う豊富な治療方法
クリニックによっては、メスを使った外科的処置のみや、注入やレーザー治療の美容皮膚科のみの場合もありますが、当院は【美容外科】【形成外科】【美容皮膚科】の各分野を熟知し解剖学まで理解した形成外科専門医である院長徳田が全て担当します。
フェイスリフトはあくまで治療の一つの手段として考えており、一つの治療方法に拘らず患者様の状態やご希望に沿った治療方法を組み合わせて提案し最善な施術を行っていきます。

解剖学を理解していると医師が対応
しわやたるみは、お肌の表面からアプローチして内側の原因を取り除く施術だけではなく、内部の脂肪の付き方や脂肪を支える筋肉や骨格まで診察した上で、最適な治療を行っていく必要があります。そのため、皮膚層・真皮層・脂肪層・筋膜といった解剖学を理解しているか否かで施術によって得られる効果が違ってきます。
当院では、患者様一人ひとりのお肌・脂肪・筋肉・骨格の状態をしっかりと見極め治療を行っていくことで満足度の高い結果を得ていただけると考えております。

オペのリスクの一つである
感染症のリスクを極限まで軽減
オペ室にはヘパフィルターという特殊なフィルターを導入し、高度な清潔区域を実現しています。
埃・細菌・ウィルスをシャットアウトした環境、手洗いからオペ室でお待ちの患者さまの前に立つまでどこにも手を触れず済むような動線、細部にわたり清潔な環境づくりを徹底し、感染症にかかるリスクを極限まで軽減します。

フェイスリフトの
メリット・デメリット

メリット
- しわやたるみをメイクで隠さなくてよくなる
- 顔全体がリフトアップすることで実年齢よりも若い見た目に。
- しわやたるみが無くなることで小顔効果も。
デメリット
- 引き上げ過ぎるとは不自然に仕上がるので注意。
- ダウンタイムが1ヵ月程あります。
- 実年齢よりも老けて見られる方
- しわを隠すために厚化粧になっている方
- 若いのにしわが増えてきた方
S.T styleクリニックのフェイスリフトとその価格
フェイスリフト※麻酔科医手配代込・麻酔代別途の価格となります。
SMASリガメントフェイスリフト:1,320,000円(税込)
Deep planeリガメント法フルフェイスネックリフト


Deep planeリガメントフルフェイスネックリフトは、従来のフェイスリフト手術がアプローチする皮膚やSMAS(筋膜)よりも深い層である靭帯までアプローチする施術方法です。
通常、骨と皮膚・SMAS(筋膜)はretainning ligament(靭帯)で繋ぎ止められています。
そのため、通常のフェイスリフトではretainning ligament(靭帯)の働きによって後戻りする可能性がありますが、Deep planeリガメントフルフェイスネックリフトでは、この顔面の皮膚・SMAS(筋膜)を繋ぎ止めているretainning ligament(靭帯)をリリースしてリフトアップした位置で留め直すことで、より長期間の効果の維持が期待できます。
※リスク・副作用・合併症について
傷跡・ケロイド化、内出血や腫れ、術後の血腫・左右差、施術箇所の感覚の鈍り、希望通りの仕上がりにならない可能性、アレルギー反応、感染症
SMASリガメントフェイスリフト


SMASリガメントフェイスリフトは、髪の毛で隠れる位置から耳の付け根に近い部分をシワにそって切開して、余分な皮膚のたるみを取り、SMAS(筋膜)ごと引き上げる手術です。傷も目立ちにくいため、deep planeリガメントフルフェイスネックリフトまで行わなくても改善が見込める方におすすめの施術方法です。
皮膚の下にあるSMASと呼ばれる表情性筋膜は、皮膚よりも伸縮性が弱い組織で、頭から頬、首にかけての筋肉とつながっているため、SMAS(筋膜)も含めてリフトアップすることで引き上げ効果が長持ちします。
※引き上げるSMASに付着しているretainning ligament(靭帯)の処置も行うため、従来のSMAS法より効果的です。
※リスク・副作用・合併症について
傷跡・ケロイド化、内出血や腫れ、術後の血腫・左右差、施術箇所の感覚の鈍り、希望通りの仕上がりにならない可能性、アレルギー反応、感染症
その他リフトアップメニューとその価格
※麻酔科医手配代込・麻酔代別途の価格となります。
②ネックリフト:660,000円(税込)
③頬顎下脂肪吸引※他リフトアップメニューと同時施術時:220,000円(税込)
④バッカルファット:275,000円(税込)
ネックリフト、ネックリフト+頬顎下脂肪吸引
ネックリフトは首のたるみ・しわを取るために行う首だけに限定したフェイスリフト手術です。
耳の周囲、特に耳の後ろ側を切り上げてそこから剥離を頚部に広げていき、広頚筋(首の部分に広がる薄い膜のような筋肉)を上方にしっかりと引き上げる方法です。
ブルドックラインや二重顎が気になる方に適した手術法になります。
また、ネックリフトと同時に頬とアゴ下の脂肪を同時に吸引することで小顔効果も得られます。
※リスク・副作用・合併症について
傷跡・ケロイド化、内出血や腫れ、術後の血腫・左右差、施術箇所の感覚の鈍り、希望通りの仕上がりにならない可能性、アレルギー反応、感染症
カウンセリングご予約・ご相談
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治療の流れ
1カウンセリングでしっかりと
ご希望・ご要望を伺いご提案いたします。

ご来院いただき、まずは徳田院長によるカウンセリングを行います。
カウンセリングでは、当院の二重・目の整形についてだけではなく、一般的なお話から手術に伴うリスクに関してのお話、アフターフォローの仕組みなど幅広くお話いたします。
また、そういったお話の中で、患者様のご希望を伺い、体型を診察した上で最適なご提案をさせていただきます。
患者様のご希望や体型は一人ひとり異なります。最初のカウンセリング時にしっかりと診察しヒアリングさせていただくことが患者様の術後の満足に繋がることと考えており、大切にしております。

2局所麻酔を行います。
術中の痛みが無いように施術箇所に局所麻酔を行います。患者さまのご希望によっては麻酔クリームも併用して行います。
3麻酔が効いてから施術を行っていきます。
周囲から自然にみられるように、患者さまの皮膚の厚さ、脂肪の量や腱の強さなどを一つ一つ確認しながら手術を丁寧に進めます。お痛みを軽減し腫れを最小に抑えるようにしています。
終了後、患部を冷やしてからお帰りいただきます。術後は、施術患部を刺激しないように大切にお過ごしください。
ご予約は以下のフォームもしくは
お電話(03-6261-7405)にてご連絡ください。

- 診療時間
- 10:00~19:00
- 休診日
- 火曜日
- 住所
- 〒102-0083
東京都千代田区麹町4-6-8 ダイニチ麹町ビル3階 - TEL
- 03-6261-7405(予約制)
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